2018年12月3日月曜日

自作カラコロッタ17 ペイアウト計算について

やったゲームに対してのペイアウト率の計算は、以下で表されるはず。

PO=(全ゲーム合計WIN)/(全ゲーム総合計BET)

ゆえに、たとえば100BETをしつづけて平均WINが50WINだった場合。
POの定義よりもしnゲームやったとすると、分母は100nであり、
分子は平均の定義から50nとなる。よってn!=0(nが0でないという意味)の場合(当たり前だが)0.5となり、POは50%ということになる。

決してはじめが10000枚からスタートして、全ゲームを終えたあとに12000枚になっていればPOが120%、というわけではないのである。
なぜなら、10000枚からスタートし、1ゲームで10000枚かけて12000枚を得た場合と、
100ゲームやってうち99ゲームが10000枚をそれぞれにかけて等倍、すなわち10000枚返ってきて、残りの1回で10000→12000枚となった場合ではPOの値が違うのは定義より明らか。
(前者は120%、後者は総合計BETが1000000、戻ってきたのが1002000なのでPOは100.2%)

なので一般に、ゲーム開始時とゲーム終了時の枚数からPO率を判定して今日のPOは何%かふーんとかいうことはできないわけである。

しかし我のつくるワレコロッタでも、当然ながらPOの管理は行う予定である。
設定POより極端に高い場合回収モード(デジタルでの抽選なのでいくらでも変更可能)に移行するなどは簡単な話である。まあ物理抽選になるとそう簡単にはいかないが。

なんかメダルゲーム掲示板によると、サルサルベージの期待値は100BETで70~80と書いていたような気がする。本当にそうなるかどうかは我のカラコロッタで実践するほかない。

もちろんPOは公にみせてはいけないので、当然内部で処理されることになる。
いずれは我のカラコロッタをしたプレイヤーのメダル枚数の推移が我の手中に収まることを期待している。
さいわいウディタには現在の時間などを取得するシステム変数があるので、これを用いてある日のPOなどを計算して、状況把握すら可能。

しかしPOの定義には総合計WINや総合計BETがいるので、やはり早急にBETタイムとリザルトの画面を充実させる必要がある。